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Xリーグの適正規模とリーグ戦⑤まとめ

 まあこういうお遊び(伊達と酔狂の世界戦で、絶っっっっっっっ対に成立しないであろう妄想をおっぴろげる訳で、無責任な放言である以上遊びでしかないわな)をするのは無責任な外部関係者の特権なんだけど、これを特定チーム関係者が公言しちゃうというのは、絶対に筋が違う。 ※現状に対する疑義を言うのはアリですが。 基本的に、長期シーズンにするならウインターブレイクは必要だろうし、その上で他のスポートとの興行バッティングは回避すべきだし。 正直リーグワン開幕より前にシーズン延長出来なかった時点で興行的には敗北だし、さらに今度はJリーグの秋春制まで入ってくる。そうなると「興行的に共食い状態」となり、全国規模の両リークに勝てる筈もない(幸いリーグワンが完全プロ・完全ホームタウン制度になっていないから食い込めるかもしれないが)。 さらにNFLがシーズン終了してそこから先に国内のシーズンやっていて、果たして観客はついてきてくれるのか(まず厳しい)という課題もある。 また、他国リーグで視てみても、明らかにサッカーのオフシーズンのリーグ設定(日本で言う春シーズンにヨーロッパが設定されている)ことからも、シーズン拡張論は無理があるのね。 そういう意味では2案目が現実的で、春期東西トーナメントをするかオープン戦だけにするか、くらいで。 とはいえ、当事者の人たちにとってはシーズン延長に伴う負担増は避けられない訳で、それを考えるとこういう無責任な「遊び」も節度がないと失礼に当たる訳で、そこは今後とも注意したいと思う。 少なくとも春シーズンはオープン戦か地域トーナメントをすべきでしょう。多分観客の間が持たない。 その上で、現時点で安易に2月・3月までシーズン延長するのは、個人的には反対。あくまでスーパーボウルより前に全てを完了させるべき。 あとね。ライスボウルは東京ドームを卒業して、味スタあたりですべきだと思う。いや国立は駄目(価格が高い)だが、新設の秩父宮はあり。しかも1/3を回避した事で今より開始時間を前倒しで実施可能になる。 場所によってはテールゲートパーティー組んだりアフターパーティーしたり、色々イベントを仕掛けられるようにする事が可能だし、土曜開催なら15時開始でも良いが日曜開催なら13時半開催で遠方がの集客にも役立つんじゃないかな 無論縮小傾向に遷移することも考えられるけど、それより...

アXリーグの適正規模とリーグ戦④まだ現実味がある「シーズンは延長してもスーパーボウル前週までに終わらせる8月末~1月末の場合

 まだこっちの方が現実味があるというかなんというか。 リーグのカテゴリ分けとして ①2025年のリーグ編成をベースとする。 ②ランキングポイントが上だからいう理由で上下の入替は実施しない。 ③チーム数が少ない場合のみ下カテゴリから吸い上げる。 という事を前提とする。 またカテゴリ分けは ・X1Super 8チーム ・X1Area 東西各6チーム ・X2とX3については東西でそれぞれ独立した運営を実施する為参考的な組割とする ・X2 東8チーム 西6チーム ・X3 東8チーム 西7チーム ・X1Area降格の都合でチーム数に不均衡が発生した場合、各ブロック8チームまではX1Areaの拡張で対処する。うまいことリーグ戦5試合でまとめるように。 ・X1AreaとX2の入替は各地域で1チーム同士 ・X2とX3の入替は各地区で1チーム同士 ※X2を並列2ブロックで運営しても入替は1チームのみ とする。 また、地方チームの遠征負担を考慮して ・◎のマークのあるチームは、地元開催の試合を、リーグ戦試合数によって2~3試合設定可能(逆に全部中立地で開催しても良いが……) ・東西で遠征する場合は試合数によって最低3試合は他地域で遠征試合をする(上記地元開催地域への遠征を含む) ではリーグを以下のように構成する X1Super 順位 チーム                      ポイント  1 富士通             295.151 東  2 パナソニック         282.294 西  3 オービック          266.158 東  4 SEKISUI            235.327 西  5 エレコム神戸         225.280 西  6 東京ガス           224.269 東  7 ノジマ相模原         221.234 東  9 IBM             199.888 東 X1Area東 順位 チーム ...

Xリーグの適正規模とリーグ戦③多分ドリーミーな上に絶対出来ないであろう8末~3末シーズンの場合

 そりゃやれたらいいよね、という話ではあるが。  日本のアメフトの欠点の1つに「試合数の少なさ」「露出期間の短さ」がある。単純にそこを解決しつつ「人事異動の時期」最大の4/1を回避(ただし1/1は回避出来ない。引き継ぎ期間を含めても)という運用で検討した場合という前提で判断願いたい。 リーグのカテゴリ分けとして ①2025年のリーグ編成をベースとする。 ②ランキングポイントが上だからいう理由で上下の入替は実施しない。 ③チーム数が少ない場合のみ下カテゴリから吸い上げる。 という事を前提とする。 またカテゴリ分けは ・X1 10チーム ・X2 東西6チーム×2ブロック ・X3とX4については東西でそれぞれ独立した運営を実施する為参考的な組割とする。 ・X3 原則東が6チーム×2・西が6チーム×2(チーム数りの都合で5チームの所ありむ) ・X1とX2の入替で、東西不均衡が発生した場合、原則として1ブロック8チームとなるまではX2のチーム増減で対処する。つまりX3→X2とX2→X3の入れ替え戦はチーム数が変更しない。なおX2の1ブロックが9チームになった場合、X2から強制的にX3以下にチームを降格させることでチーム数を管理する。 ・入替は X1-X2間 2チーム(プレーオフ次第)           X2-X3間 東西各1チームずつ      X3-X4間 東西各1チームずつ とする。 また、地方チームの遠征負担を考慮して ・◎のマークのあるチームは、地元開催の試合を、リーグ戦試合数によって2~4試合設定可能(逆に全部中立地で開催しても良いが……) ・東西で遠征する場合は試合数によって最低3~5試合は他地域で遠征試合をする(上記地元開催地域への遠征を含む) ではリーグを以下のように構成する。 X1 順位 チーム                     ポイント  1 富士通                     295.151 東  2 パナソニック   ...

Xリーグの適正規模とリーグ戦②正直どう見るかの考察

 まあぶっちゃけ、X1Sに関して言えば ①優勝を直接狙える野は3チーム ②4チームでプレーオフする際に最後の一枠に入り込めるチームがギリ4チーム なので、リーグの適正規模は7チームとになるのだけれど、新陳代謝枠及びリーグ戦試合負担のバランスで考慮すると、8~10チームが規模的に問題ない範疇となる。明らかに10チームは戦力差が激しすぎる。 ではX1Aはどうか。こちらも適切なチーム数が6~8となるのだが ①東に関してはチーム数がキャパオーバー。 ②西に関してはチーム数が少ない。X2から持ってくるにしても戦力差が大きい という結果になる。 ※だいたいトップと最下位のポイント差が80を越えると見ていて辛くなる。 ちなみに今回東のX3を入れていないのは、 ・入れ替え戦が実施されていない戦力差である。 ・西のX3と比較すると立ち位置が異なる(どっちかと言うと準加盟リーグ)。 という事であり、東もX2・X3の分割が必須となると考えている。 その上で、現在の隔週で試合をするという事になると、試合数が増える可能性を考慮すると 大前提として1/3のライスボウルは日程を後ろ倒し としなくてはならないのだが、Worker'sリーグ(勤労者が副業あるいは自主的に競技をする競技団体)としての難関が立ちはだかる。 そう、人事異動だ 日本の企業の場合新規決算年度開始時に組織改正を実施する。その時点で異動が発生するのだが、 日本で一番多い新年度開始日は4月1日である。じゃあその次に多いのは? 1月1日 なのだそうだ ※古い企業で戦前からの決算期を動かしていない場合に多いそうだ。なお人事異動がこの次に多いのが新卒の配属月で5月か6月だそうだ(不動産屋の弁)。 つまり、働きながらフットボールする為には、この最大の難局(登録選手が出場できなくなる危機)をいかに避けるか、という事は常に念頭に置かねばならない訳で、このスケジュール感をどこまで許容するかがリーグ運営の要になってしまっている。 なお、登録メンバーの流動性(登録メンバーを50人弱にして、シーズン中に入替が出来るようにする)については日本の労働形態とマッチしていないので「理想論」としては傾聴するが却って選手生命を短くする事になると思うのと、今回の本筋に影響を与えないので考慮外とする。 シーズン延長についてこの視点がないと選手が確保出来ないとい...

Xリーグの適正規模とリーグ戦①前提

大元はリーアナウンサーで社会時アメフトチーム「OrientalBioシルバースター」の監督を務める有馬隼人氏の不用意な発言から端を発している。 「なんでこんなに点差が開くのですか」「大差の試合ばかりですね」そんな声をたくさんかけられました。...... これが結果として「社会人リーグそのものがプチ炎上」という事態になった訳です。 さらにそこへ、吉野至さん(福岡SUNSの代表)がリーグ運営変更について思うところを述べたあたり( 次のリーグ編成がどうとかって話もあるんやけど...... と 最近のxleagueの改変今までの流れ...... )の2つ。 まず基本的に社会人協会の今までの対応は「トップリーグの形状を維持する」事に固執していた訳です。 これは恐らく、社会人協会が現在の体制(NFA)になった頃からの「旧来のクラブチーム至上主義者」と「一般的なトップリーグのあり方としての実業団中心主義」の駆け引きの結果だと思っていて。特に「数が多すぎた東日本」と「上位と下位の差が激しすぎる西日本」のギャップをどう埋めるかというアンバランスさとこの関係が同時にリーグ運営をややこしくさせたと思っている。 少なくともリーグの変遷は(ライスボウルが全日本選手権になってから) ①実業団リーク(ライスボウル出場) + 東西社会人リーグ(ライスボウル出場権なし) ↓ ②実業団リーク + 東西社会人リーグ 東京スーパーボウルで勝者がライスボウル ↓ ③東西社会人リーグ(下部組織として3部以下が地域リーグ)東西でFinal4  東6×2、西6×2 ↓ ④東6×2、西4×2(もしかしたら西5×2あったかも?)東西でFinal4 ↓ ⑤東6×2,西6or5 東のみFinalEast実施 ↓ ⑥1996年 Xリーグへ構成変更(東6×2、西6×1)3地区上位2チームによるプレーオフ ※この年から1部リーグ所属チームの解散・大会=下部リーグから吸い上げで18チーム維持背を図るようになった。 ↓ ⑦2003年 JXBで決勝の東西持ち回りを実施 ↓ ⑧2009年 セカンドステージ制、成績上位4チームのプレーオフ、JXB東京開催固定 ↓ ⑨2016年 SUPER9/Battle9の縦分割 各ビジョン3チーム×3ブロックで1チーム6試合制 ※但し編成上は同じブロックに6チームS/Bの計6チームが混在。 ↓ ⑩20...

2024シーズン日本アメフト1部リーグランキング

 以前Touchdown誌で「コーチ投票」でやっていたカレッジ・社会人ランキングという企画がありました。 全日本学生選手権が出来た事により、地域リーグとの比較が容易になったことで、個人的に勝敗と得失点でランキングを計算してみました。 ・対象は各リーグの1部(なのでX1Areaと関東1部Big8は含む) ・全試合の得失点を計算する。 ・そのチームの勝率、総得点率・総失点率、プレーオフ試合数をなど「全リーグで統一されて公表された値」を使用する。 ・学生はプレーオフで最大4試合行ったという補正を加える。 ・不戦敗チームは社会人の規定に揃え、「相手チームに20失点した」「自チームの得点は0」を適用。従って単純な不戦敗は「0-20」とみなす。 ・辞退同士の対戦結果は「20-20」の引き分けとして処理する。 また2024年に限り以下の補正を加えます。 ・正規のリーグ戦を行えなかった(短縮リーグ・トーナメント)連盟の場合、プレーオフ1試合出場の補正による持ち点加算をする。 ・特定のリーグで「節全体が実施できなかった」という事態があったので、当該リーグは持ち点を減点して評価した。 なお各チームのポイント差×0.7が想定される点差となります。 (その点差がTD3本差以内であれば接戦が想定され、それ以上だとアンダードック側にとっては厳しい試合。かつ30ポイント差は恐らく「優位なチーム側に怪我人ざくざく」みたないものがないと希望も持てないくらいの差)  1  富士通(262.9) X1Super  2  パナソニック(257.62) X1Super  3  オービック(246.7) X1Super  4  立命館大学(233.34) 関西学生  5  SEKISUI(230.95) X1Super  6  エレコム神戸(222.92) X1Super  7  東京ガス(222.43) X1Super  8  ノジマ相模原(220.97) X1Super  9  関西学院大学(220.96) 関西学生 10  法政大学(215.98) 関東学生Top8 11  IBM(209.58) X1Super 12  早稲田大学(207.92) 関東学生Top8 13  関西大学(206.84) 関西学...

2023シーズン日本アメフト1部リーグランキング

 以前Touchdown誌で「コーチ投票」でやっていたカレッジ・社会人ランキングという企画がありました。 全日本学生選手権が出来た事により、地域リーグとの比較が容易になったことで、個人的に勝敗と得失点でランキングを計算してみました。 ・対象は各リーグの1部(なのでX1Areaと関東1部Big8は含む) ・全試合の得失点を計算する。 ・そのチームの勝率、総得点率・総失点率、プレーオフ試合数をなど「全リーグで統一されて公表された値」を使用する。 ・学生はプレーオフで最大4試合行ったという補正を加える。 また2023年に限り以下の補正を加えます。 ・正規のリーグ戦を行えなかった(短縮リーグ・トーナメント)連盟の場合、プレーオフ1試合出場の補正による持ち点加算をする。 ・不戦敗チームは社会人の規定に揃え、「相手チームに20失点した」「自チームの得点は0」を適用。従って単純な不戦敗は「0-20」とみなす。 ・辞退同士の対戦結果は「20-20」の引き分けとして処理する。 なお各チームのポイント差×0.7が想定される点差となります。 (その点差がTD3本差以内であれば接戦が想定され、それ以上だとアンダードック側にとっては厳しい試合。かつ30ポイント差は恐らく「優位なチーム側に怪我人ざくざく」みたないものがないと希望も持てないくらいの差) 順位 チーム(ポイント)  1    パナソニック(269.99) X1Super  2    富士通(269.78) X1Super  3    オービック(240.86) X1Super  4    エレコム(235.68) X1Super  5    IBM(234.91) X1Super  6    ノジマ相模原(234.46) X1Super  7    関西学院大学(231.79) 関西学生  8    アサヒ飲料(225.46) X1Super  9    東京ガス(225.4) X1Super 10    関西大学(221.13) 関西学...