そりゃやれたらいいよね、という話ではあるが。
日本のアメフトの欠点の1つに「試合数の少なさ」「露出期間の短さ」がある。単純にそこを解決しつつ「人事異動の時期」最大の4/1を回避(ただし1/1は回避出来ない。引き継ぎ期間を含めても)という運用で検討した場合という前提で判断願いたい。
リーグのカテゴリ分けとして
①2025年のリーグ編成をベースとする。
②ランキングポイントが上だからいう理由で上下の入替は実施しない。
③チーム数が少ない場合のみ下カテゴリから吸い上げる。
という事を前提とする。
またカテゴリ分けは
・X1 10チーム
・X2 東西6チーム×2ブロック
・X3とX4については東西でそれぞれ独立した運営を実施する為参考的な組割とする。
・X3 原則東が6チーム×2・西が6チーム×2(チーム数りの都合で5チームの所ありむ)
・X1とX2の入替で、東西不均衡が発生した場合、原則として1ブロック8チームとなるまではX2のチーム増減で対処する。つまりX3→X2とX2→X3の入れ替え戦はチーム数が変更しない。なおX2の1ブロックが9チームになった場合、X2から強制的にX3以下にチームを降格させることでチーム数を管理する。
・入替は X1-X2間 2チーム(プレーオフ次第)
X2-X3間 東西各1チームずつ
X3-X4間 東西各1チームずつ
とする。
また、地方チームの遠征負担を考慮して
・◎のマークのあるチームは、地元開催の試合を、リーグ戦試合数によって2~4試合設定可能(逆に全部中立地で開催しても良いが……)
・東西で遠征する場合は試合数によって最低3~5試合は他地域で遠征試合をする(上記地元開催地域への遠征を含む)
ではリーグを以下のように構成する。
X1
順位 チーム ポイント
1 富士通 295.151 東
2 パナソニック 282.294 西
3 オービック 266.158 東
4 SEKISUI 235.327 西
5 エレコム神戸 225.280 西
6 東京ガス 224.269 東
7 ノジマ相模原 221.234 東
9 IBM 199.888 東
10 オリエンタルバイオ 192.058 東
11 富士フイルム 190.342 東
X2東
順位 チーム ポイント
8 胎内Deers 203.383 ◎
12 電通 187.178
14 オール三菱 175.882
17 パイレーツ 166.626
19 警視庁 163.795
20 アイレクスゴリラズ 160.448
23 ブルザイズ 152.872
24 TRIAX 152.669
X2西
順位
チーム
ポイント
13 アズワン 184.022
15 名古屋 170.422 ◎
18 J-STARS 165.413
21 ゴールデンファイターズ 159.216
29 西宮ブルーインズ 144.687
31 リードエフォートエールズ 142.795
34 いそのスーパースターズ 138.952
X3東
順位 チーム ポイント
25 ラングラーズ 150.091
26 ハリケーンズ 149.244
27 バーバリアン 148.264
30 Sony Solidstate 143.447
32 ブルーサンダース 141.392
33 横浜ハーバース 140.753
35 横浜ベイクレーンズ 132.524
37 茨城セイバーズ 127.377 ◎
40 ZERO FIGHTERS 123.196
41 オックス川崎AFC 122.065
44 ウォリアーズ 112.189
X3西
順位 チーム ポイント
22 琉球 157.292 ◎
28 クラブベアーズ 147.548
38 サイドワインダーズ 125.400
39 広島ホークス 124.593 ◎
42 愛知ゴールデンウイングス 121.986 ◎
43 大阪ガススカンクス 117.969
45 岡山 107.590 ◎
46 大阪府警シールズ 103.973
47 トライスターズ 102.337
48 クラブアイランズ 99.515
49 三重ファイアーバード 90.918 ◎
リーグ戦
X1は2ブロック制とし、まず10チーム総当たりと同一ブロック内Home/Away戦を実施する。
順位で上位8チームがプレーオフ、下位2チームはX2との入れ替え戦(リーグ戦13節)
X2は各ブロック内総当たり7試合+東西交流戦(上位4チーム同士・下位4チーム同士)と各ブロック上位4チームによる昇格対象決定プレーオフ(東西各1チームを決める)各ブロック最下位は自動的に入れ替え戦。
X3は各地域で運用するが、シーズン内各チーム10試合以上を実施し、各地区1位が入れ替え戦に出場する
2025年で設定すると(※12/20はX1と学生のバッティング回避、1/3の週は年末年始回避)
X1 X2 X3
8月30日 第 1節
9月 6日 第 1節 第 1節
9月13日 第 2節
9月20日 第 2節 第 2節
9月27日 第 3節
10月 4日 第 3節 第 3節
10月11日 第 4節
10月18日 第 4節 第 4節
10月25日 第 5節
11月 1日 第 5節 第 5節
11月 8日 第 6節
11月15日 第 6節 第 6節
11月22日 第 7節
11月29日 第 7節 第 7節
12月 6日 交流戦1
12月13日 第 8節 第 8節
12月20日 交流戦2
12月27日 第 9節 第 9節
1月 3日
1月10日 第10節 第10節
1月17日 交流戦3
1月24日 第11節
1月31日 交流戦4
2月 7日 第12節 X2-X3入替戦
2月14日 PO1
2月21日 第13節
2月28日 PO2
3月 7日 PO1
3月14日 X1-X2入替戦
3月21日 PO2
3月28日
4月 4日 RiceBowl
これなら相当「視る側」からしたら魅力的なカードと日程になるだろう。
ただ、これが実現不可な理由は
①シーズンが長いため、運営費が馬鹿上がりする。
②転勤問題が一切解決しない。
③12月20日以降、寒冷地での試合は不可能(特に積雪地域)
同時に寒冷地を本拠にしているチームは練習さえ困難となる。
④12月以降は寒冷気候につき筋肉系の負傷が目立つ危険がある。
⑤12月以降、開放型フィールドでの16時以降開始の試合は集客が見込めない。したがってシーズン終盤の日程管理が非常に難しくなる。
⑥大学設備を練習時に使用しているチームは、2月中は使用できなくなる危険がある(受験不正対策で、原則キャンパス内に学外の人が入れない)。
⑦NFLのプレーオフと日程が被る上に、スーパーボウル後に試合をする事でNFLファンが揶揄すること間違いなし。
⑧春シーズンなし(無理でしょ)による新人の実戦経験不足なままシーズンイン。
⑨スタジアムが天然芝の場合1月以降養生期間に当たるかのうせいがあり、試合会場探しに難儀する。
くらいの問題はある。
他にも幾つかあると思うけど、「試合開催が地域に相当お金を落とすような状態」をこれだけの期間作り出すことが出来るかといわれれば、競技的には難しいと言わざるを得ないので、これはドリーミー案件であるとしている。
なお、X1総当たりのみで、上位4チームによるプレーオフにした場合は1月中にシーズンを終えることが出来るが、まあそれなら次の案の方が個人的にはしっくり来るということで。
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